沖縄レポ 2013/3/7

今日はちょっと悩んでいました。
今夜がレンタカーの返却期限なので、今回車で移動できるチャンスは今日の日中が最後。

妻が初めての沖縄なので、できるだけいろんなところを見せてやりたいなーと思っていて、

・今日までにまだ行けてないやんばる方面=以前からKEN子ちゃんにススメられていたやんばるのカフェ「山龜」を目指す。(距離があるのでここ一本勝負になる)
・干潟遊び=泡瀬?他にも候補いくつか。
・一昨日回りきれていない南部をもう一度。


さて、
目覚めてあらためて考えてみて、
やんばる〜北部はじっくり回りたいので見送り。
南部の斎場御嶽に行ってみることに。

そんなに慌てなくてもいいので、舞台の公演期間に立ち寄ってとても美味しかった
「あかさたな」という市場近くの食堂を再訪。
僕は"豆腐と野菜の素揚げ定食"、妻は"ゆし豆腐定食"、それに田芋コロッケを単品で。
いやー想像以上のものが出てくる驚きと旨さ。感動、舌鼓再び!

ここは本当にオススメです。

今回、ここで"むじ汁"(田芋料理の一つ)を食べてから、KEN子ちゃんの田芋プロジェクトに繋がり、縁を感じ、すっかり田芋ファンになってしまった。
そして、どうしても田芋パイというものが食べたくて、売っていそうなお店を調べて、南部の方へ向かう途中で田芋パイを入手しようというところからスタート。


そして、国場(こくば)という場所のスーパー(コープ)でついに、

2パック売っていたのですが、食べてみるとあまりに美味しくて、ごめんなさい!残りのパックも買い占めてしまった(笑)。



知念の海辺、今日は気持ちいいドライブになりました。
パラグライダーも気持ち良さそうに3人くらい飛んでいるのが見えた。

さて、斎場御嶽(せーふぁーうたき)。世界遺産
※御嶽とは、南西諸島に広く分布している「聖地」の総称で斎場御嶽琉球開びゃく伝説にもあらわれる、琉球王国最高の聖地
たどり着くと、一般の駐車場は満車、外まで溢れている状態に観光バスも入ってきていて、立ち往生。平日でこんな状態なら、週末はどんなだろう?
今回僕は3度目ですが、過去2回、最後に来たときも、がらがらでひっそりしていたので、斎場御嶽はそんな場所、というイメージで来たので、愕然としました。

斎場御嶽と言って一番多く目にする画像はこの"三庫理(サングーイ)"ですね。
なんでもそうですが、画像で見るのと目の当たりに見るのとではまったく迫力が違います。


三庫理の奥、木々の梢ごしから見える久高島(ちょうど太陽が昇る方角)。



御嶽を後にして、そのまま下の方に見えているビーチ"あざまサンサンビーチ"へ。

ここも、昨日の塩川ビーチみたいに人影がない。
こんなに美しい海なのにねー。時期的にもそんなもんですね。ありがたい、贅沢。


脚だけでもと砂浴している妻。

昨日の塩川ビーチはここよりももっと透き通っていて、水温は温かかった。砂は珊瑚が砂粒になったような、このあざまビーチの砂に比べるとすこしジャリジャリした感覚があった。そしてあちらは東シナ海、こちらは太平洋だ。


さて、ここでゆっくりして、このあと半島の反対側へ夕陽を見れるポイントを探して走り出したのだけど、
すぐ途中で、ヒージャがあることを思い出し、看板を見つけて車を止めた。


垣花樋川(かきのはなひーじゃ)
全国の名水百選に指定されている天然の泉で、ふくふくと山から湧き出ている。いつごろからかはっきり明記されていないけれど、昔むかしからそれを農用水や生活用水にして引き込んで使ってきた水路。今でもその回りには現役の畑があり、生活用水としても使われているという。

なんと言ってもそのロケーションが素晴らしい。
あの、ヒージャの脇のクレソン畑なんて、他に比するものがないほどの絶景の畑のように思える。
こちらはほとんど観光客がなく、
いそいそと畑作業に精を出している地元の方の姿を見かける程度。
今はここの方が、御嶽よりも「気」が良さそうだなと思った。

さて、このあと車を返すし、
明日は夕方にフライトがあるので、これで主な行程はおしまい!
レポートもここまで、ということになるかも。

やはり一週間くらいその土地のものを食べていると、身体からも精神からも、その場所になじんでくるのが判るなー。
本当に楽しかったよ、

御拝でーびる!