沖縄レポ 2013/3/5

今日からレンタカーでの行動です。
車を借りたのが午後からなので、"おきなわワールド"一本に絞った。
お目当ては玉泉洞(鍾乳洞)とエイサーショー。

3回目くらい?でも何度来ても圧巻の鍾乳洞。
今回、魚は結構見たけど、エビが全然見つけられなかった。
エイサーショーもまだまだいいショーを続けており、楽しめました。

http://www.gyokusendo.co.jp/okinawaworld/
おきなわワールド(玉泉洞)



夜まで時間が少しあったので、平和祈念公園へ行ってみた。

資料館は閉館した後だったので、「平和の礎」を見た後、いつもは資料館でどうしてもついつい時間を費やしてしまい、他のエリアをゆっくりみるチャンスがなかったので、今回はいい機会だと思い、広い公園の敷地を今まで行ったことのなかった方へ何気なく探索するように、導かれるままに?歩いた。するとそこはいわゆる摩文仁の丘。「霊域」という、各都道府県別の慰霊塔や碑などが立ち並ぶエリアだった。
その園の中も美しく整備・管理されていることに感動した。この公園はとても広い敷地なんだけど、いつも全国から、各国から、たくさんの人が慰霊に訪れていることもあり、本当に整然と美しく管理されていることに、心地よさを憶えるとともに、ありがたい気持ちになる。広い芝生の上にも、ひっそりしている園の外れの方にも、ゴミ一つない。もちろんここに訪れる人の意識もあると思う。とにかく感謝の気持ちがわき起こる。

戦争の犠牲になった当時の人々のことが、ここに来るとひしひしと感じられる。もちろんそこにあった、気が触れるほどの恐怖、悲痛、恨み…、それらは僕らの生温い想像力では及ばないだろうけれど…。

みなさんも教わったこと、ご承知のことかもしれませんが、

沖縄戦の何よりの特徴は、軍人よりも一般住民の戦死者がはるかに上まわっていることにあり、その数は10数万におよびました。ある者は砲弾で吹き飛ばされ、ある者は追い詰められて自ら命を絶たされ、ある者は飢えとマラリアで倒れ、また、敗走する自国軍隊の犠牲にされる者もありました。私たち沖縄県民は、想像を絶する極限状態の中で戦争の不条理と残酷さを身をもって体験しました。
そして、
"沖縄のこころ"とは、人間の尊厳を何よりも重く見て、戦争につながる一切の行為を否定し、平和を求め、人間性の発露である文化をこよなく愛する心であります。」ー「」ともに、平和祈念資料館の設立理念より。
とあります。


この戦争の暗く重たい影に向き合ってこそ、
沖縄を知る。この島の眩しいほどの素晴らしさが
身に沁みる。と思うのだ。

http://www.peace-museum.pref.okinawa.jp/
沖縄県平和祈念資料館

http://kouen.heiwa-irei-okinawa.jp/
沖縄県平和祈念公園


南部は次は知念の方まで足を伸ばすつもり。