劇中音楽

この数日、とある演劇のために曲を書き下ろしているところ。
同時進行で数曲。インスト、歌入り、SE風…、経験的に、ボツになることも念頭に少し多めに見積もって膨らませている。軽く作っておいたプリプロをもとに、次々と頭の中に流れてくるアイデアを整理したり、芝居とのマッチングを吟味したりしつつ。
あとは時間を融通して、録音出来る時に一気に録る。キーやテンポの設定、楽器の選択、エフェクトイメージなど、その時に迷いそうな要素は出来る限りクリアーにしておかねばならない。

楽曲の書き下ろし提供は、自分が歌いたい、表現したい、というのとはまた違う、逆に自分のためだけのものだったら思い付かなかった選択肢なんかも見えて、冒険的な側面もあり非常に面白い。

実はこの作品の台本の手直しが難航し、制作全般や稽古プランなどが大幅に遅れた。責任重大なところに本番が迫ってきていてドキドキだ。
だからこのプロジェクトに取りかかっている時にはすごく集中している。


いろんなパート別に、お抱えのスタジオ・ミュージシャンが多数欲しい!というのが正直なところ。悩ましい内なる心の叫びである。